PR会社は多くありますので、PR業務を外注したいと考えたとき、どこの会社に依頼すればいいのか迷うと思います。
そこでこの記事では、PR会社を選ぶ際の参考となるよう、おすすめのPR会社を、総合PR会社5社。得意とする分野があるPR会社5社の、合計10社をご紹介します。
まずは、独自の強みや特徴のあるPR会社からです。
※「各社の特徴はPR協会(正式名称:日本パブリックリレーションズ協会)及び各PR会社のWebサイトに記載の情報を参考にしています」また、掲載している順番は「50音順」です。
独自の強みや特徴のあるPR会社5社
アウル株式会社
同社は、戦略立案・企画設計・クリエイティブまで一手に担う、デジタルに強みを持ったエンゲージメントイノベーターを標榜しています。PR会社ではありますがデジタルを活かしたマーケティングも得意としています。世の中や企業のニーズを先取りして“共感”を呼ぶ新しい概念「エディトリアルマネジメント※」も提供しています。
(※エディトリアルマネジメントとは、テレビなどの各メディアに働きかけ取り上げてもらうだけではなく、SNSなどの口コミにまで波及させた「話題づくり」まで総合的に担うサービスのこと)
創業年
2006年
会社所在地
東京都港区赤坂2-8-5 若林ビル2F
株式会社アネティ
同社のクライアントの90%超が初めてPR会社を使う企業とのことです。これは特筆するべきことでしょう。初めてPR会社を使う側には「不安感」が大きくあるでしょう。それをどのように払拭させているのかを知るため、ホームページを読ませてもらいました。そこからは「安心感」「誠実性」を感じました。また、取引を行う前の商談の際の担当者の人柄も良いものがあるのでしょう。また、同社は「教育」「人材」「医療」「福祉」の分野のPRに強みを持っているそうです。
創業年
2006年
会社所在地
東京都品川区西五反田8-1-8 中村屋ビル2F
株式会社LITA
同社の代表である笹木郁乃氏は、PRの力で年商1億円が5年で年商115億円まで急成長した企業の広報担当者だったという経歴を持っています。売上拡大に繋がるための情報・実績の流れをつくり、口コミの渦を作っていくことをモットーとしているようです。メディアに露出できても売上がアップしなければ意味がないとお考えの経営者の方には向いている会社と言えます。
創業年
2017年
会社所在地
東京都文京区後楽1-2-2 ココタイラビル8階
株式会社カーツメディアワークス
カーツメディアワークスは、戦略PRとデジタルマーケティング戦略を得意としているPR会社です。同社は、テレビ番組制作からスタートしており、テレビを使った認知度向上・集客に強みを持っています。また、新しい時代のメディアや旧来のマスメディアどちらかに偏るのではなく、それらを融合し、顧客ごとにオーダーメイドで戦略立案を行ってくれます。「もっと認知を上げるため」「もっと売れるため」に「何ができるのか?」を突き詰め考えてくれるので経営者にとっては頼もしい企業といえます。
創業年
2002年
会社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27-5 リンクスクエア新宿 16階
株式会社Kプレス
美容・コスメ、食品・医療品・生活用品・エンターテインメント分野に強みを持っています。女性をターゲットとしたPRが得意のようです。また、普段からテレビ、WEB、新聞、雑誌など、オールジャンルのメディアにきめ細かなコミュニケーションをとることでこういった媒体と良好な関係を築いているようです。また、各分野のインフルエンサーとも強いパイプを築いているようです。
創業年
1990年
会社所在地
東京都港区新橋1-9-5 KDX新橋駅前ビル 7F
総合PR会社5社
株式会社オズマピーアール
特徴
同社は、大手広告代理店博報堂の100%子会社です。PRの企画力、実施力は業界でも定評があり、社会潮流から新たな価値を構想すること、それを基にあらゆるステークホルダーとRelationsを構築することに強みを持っています。
創業年
1963年
会社所在地
〒102-8025東京都千代田区紀尾井町3−23 文藝春秋 新館
共同ピーアール株式会社
特徴
PR会社として初めての株式公開を果たしてる老舗企業であり、国内最大規模の企業です。各業界の専門知識と実績を持つPRのプロフェッショナルが200名以上在籍しており、PR戦略の立案から実行までをワンステップで提供できる体制があります。また、年間に手掛けるプロジェクトの数は5000件以上のスケールを誇ります。クライアント全体の42.7%と5年以上のリテーナー契約を結んでいることから顧客企業の満足度の高さが伺いしれます。
創業年
1964年
会社所在地
東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア 10F
サニーサイドアップ
特徴
「たのしいさわぎをおこしたい」をスローガンとし、戦略PRをはじめ、PR視点を活かしたプロモーション、スポーツマーケティングなど、領域にとらわれない手法で数々のムーブメントを起こしています。また、スポーツ選手のマネージメントも手掛けています。求人活動に革新的な波を起こした「Indeed Japan」「国際女性デー 」のPR活動においては、国際PR協会が主催する国際PRアワードの最高峰「ゴールデン・ワールド・アワーズ」において最優秀賞を受賞しています。
創業年
2019年
会社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-23-5 JPR千駄ヶ谷ビル7F-8F
株式会社ベクトル
特徴
売上NO1のPR会社です。「モノを広めるFAST COMPANY」というコンセプトを掲げ、これまでのPR知識を基に新たな領域に臨んでいます。国内シェアNo1のプレスリリース配信サービスを提供する株式会社PR TIMESは同社の子会社。また、新しいサービス業態であるビデオリリースを手掛ける株式会社NewsTVも同社の子会社です。
創業年
1993年
会社所在地
東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ18F
株式会社プラップジャパン
「日本で一番信頼されるコミュニケーションコンサルティングカンパニー」をビジョンとして掲げています。近年では海外事業も積極的に推進しているようです。また、クライアントの約半数が外資系企業を占めている点が特徴的です。最近話題を呼んでいる、広報PRのDXを推進する国内初のSaaS型クラウドサービス 「PRオートメーション」を展開するプラップノード株式会社は同社の子会社です。
創業年
1970年
会社所在地
東京都港区赤坂9-7-2 ミッドタウン・イースト8階
最後に
ここでご紹介した各PR会社の特徴は、あくまで、私個人の主観となります。実際に各社の担当者と面談を行い、話をすると違った印象を持つことも多々あるかもしれません。
自社に合ったPR会社を探すことはなかなか難しいものがあります。また、そのPR会社の持っているスキルは良くても、自社を担当する人との相性が悪ければ、なかなか思ったような成果が出せないこともあります。
いくつかPR会社を変えて、やっと満足のいくPR会社と出会えたという経営者の方も多くいらっしゃいますので、最初から相性がバッチリのPR会社と仕事ができるということはあまり考えない方がいいかもしれません。